飛行機のタラップで喜んだのもつかの間、入国審査で異常に待たされました。
1列に何十人も並んでいるのに、1人当たり3~5分以上かけるんです。
いいかげんうんざりしたころ ようやく自分の番がきました。
そして私もやっぱり長かったです。
思えば、英語が全くできないのに、本物の外人と対面して話さなければならない緊張感、あせり。
これを、当然のことながら、事前には実感として分かってなかったんですねえ。
よくもまあ、平気だったもんです。
(以前、家族連れでハワイへ行ったときは、4人いっしょに審査官の前に立ち、なんとなく通ってしまったような)
入国審査で、私が理解できた範囲を非常に要約すると、以下のようになります。
(実際に会話した言葉はこの数十倍?)
審査官 「こんにちは」
私 「こんにちは」
審査官 「入国の目的は?」
私 「ビジネスです。」
審査官 「何日間いるんですか?」
私 「一週間です。」
審査官 「ビジネスカードを見せなさい。」
私 「???(ビジネスカードって何だ?)」 (わけがわからないという顔をする)
審査官 「ビジネスカードを見せなさい。」
私 「(よく分からないので) 持ってません。」
審査官 「じゃあ、訪問先を言ってください。」
(以上の会話、日本語表記ですいません。もうすぐ英語版を書きます)
ここで、訪問先の会社名をいくつか言ったら、なんだかんだ言われ、ようやく解放されました。
あとから、他のメンバに聞いたら、ビジネスカードっていうのは、名刺のことだとか。
だったら いっぱい持ってたのに。
(しかも新しく作った英語版)
審査官の人は、私が判らなさそうな顔をしていても、単に、ゆっくり繰り返して、言ってくれるだけなんです。
もっと、やさしい別の言葉で、言い換えてくれれば、助かったのですが。
それとも、元々、やさしい言葉で言ってくれてたのか??
この先が思いやられます。
さて、別のビルまでバスで移動して、飛行機に預けてあったスーツケースも無事受け取り、いよいよ国内に入ります。