IT系サービスベンダーに勤める、どこにでもいるサラリーマンです。

「英語」、「英会話」と聞くだけで頭が痛くなる人間なのに、仕事の関係で、急にアメリカ・シリコンバレーに出張することになり、その後も時々、アメリカに出張するようになりました。

やはり国が違えば文化も違いますし、言葉の壁もあります。

1人の出張者として、怖気づきながらも、ちょっと新鮮に感じたアメリカの風景をお伝えします。

No.003  ATMの前でドキドキ (サンタクララのホテルで)

皆さんは、海外へ出かけるときの現金(現地通貨)は、どのように調達してますか?

空港の両替所でしょうか?

確かに空港では、両替所の窓口に列ができているのを、よく見かけます。

私も以前はそう思っていて、プライベートで海外旅行に行った際には空港で両替してました。

それで不足した場合は街中の両替所を利用してました。

ですが今回は、旅慣れたメンバ(上司)が、

「カードを持ってれば、ホテルのATMで、お金を下ろせるから
こんなところで両替しなくてもいいよ。」

と、さっさと両替所の横を通りすぎてしまいましたので、“はあ、そんなもんかなあ”程度に思って、仰せの通りにしました。

さてホテルに着くと、エントランスロビーに、そのATMがありました。

全然見たこともない機械です。

まずは、さっきの旅慣れ上司の操作を、残りのメンバがじっと観察します。

白黒のディスプレイに、画面を3分割したような簡単な操作メニューが表示されていて、それを選択しながら進んでいきます。

日本の銀行のATMは、直接ディスプレイに触れて選択するのが、今は主流ですが、ここは少し古いタイプのようで、ディスプレイの両側にボタンが付いていて、選択したいメニューのすぐ横のボタンを押していきます。

数画面進み、暗証番号を入力し、最後に機械の右側からお札が出てきます。

その後、各メンバが順々にトライしていったのですが、私はというと、この暗証番号のところで、引っかかってしまいました。

特に何も変更した覚えが無ければ、誕生日を入れればいいよ という周りの声を聞いてやってみたのですが、ダメなんです。

アメリカだから(?)ひょっとして 月日ではなく、日月と入れるのか?

と思い、やってみましたが、やっぱりダメ。

メニューの選択内容も、

「Withdrawって、何ですか?」

などと、最初から再確認しながらトライしましたが、やっぱりダメ。

カードなんて、買い物の支払いに使ってるだけで、暗証番号なんて設定した覚えは無いのですが。

何度やっても、お札が出てくるはずの口からは、エラーの紙がペロッと1枚、出てくるだけなんです。

街中ではないので、周りには両替所も銀行も無さそうだし、お金が下ろせなかったら困ったなー。

他のメンバーに借金しながら過ごすのかなー。

最後の手段

他に方法も無いので、ダメモトで、日本の銀行のキャッシュカードに設定しているのと同じ暗証番号を、入れてみました。

 

・・・・・・・

 

一瞬の間があった後、サカサカサカサカッと軽い静かな音と共にドル札が、次々に すーっと降りてきました。

力が抜けました。

ということは、10年前に最初にカードを申し込んだときに設定したのだろうか???

ところで、それやこれや やっているうちに自分が勘違いしていたことに気づきました。

これは、キャッシングという借金だったんですね。

少し考えれば分かるはずのことなんですが、クレジットカードを持って10年、一度もキャッシングの経験が無かったために

「ATMで、お金を下ろす」

という、上司の言葉で「銀行のATMでお金を下ろす」というイメージを頭の中で描いてしまってました。

基本的に住宅ローン以外は借金をしない私としては、うーん ちょっと不覚という気もしましたが...

まあ いっか、 みんなもやってるし。

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