No.034 朝のCNNテレビ

昨日は、飛行機でバタバタしましたが、無事ホテルに着いて、近くのシーフードレストランで、ワイワイガヤガヤと、かなり遅い夕食をとって、ぐっすり眠ったら、静かな朝を迎えました。

取りあえず、1階まで降りて、パンとコーヒーだけの簡単な朝食をすませて部屋にもどります。

出かけるまでに少し時間があったので、英語の聴き取りの練習も兼ねて部屋で、ぼーっとCNNを見ます。

日本でも、朝のこの手のニュース番組では、画面のはじに現在時刻が表示されていますが、アメリカでも同じでした。

アメリカは、国内に時差があるので当然と言えば当然なのですが、4種類の標準時が表示されます。

ET( EST:Eastern Standard Time 東部標準時 )
CT( CST:Central Standard Time 中央標準時 )
MT( MST:Mountain Standard Time 山岳部標準時 )
PT( PST:Pacific Standard Time 太平洋標準時 )

と、なぜか2文字の略号で表示されるのですが、ETが最も早く太平洋岸とは3時間も時差があります。

以前行ったことのあるシリコンバレーでは、まだみんな眠ってるんだなあ、この国の多くの人々は、いつもの生活を送りながら頭の中でしょっちゅう時刻の換算をやってるんだなあと、あたりまえのことに感心したりします。

で、ぼんやり見てたら、いきなり、画面いっぱいのアメリカの地図の上に、何か白い小さいものが、いっぱいウジウジうごめいている図が、目に飛び込んできました。

え!? ウ○ムシ? まさか。

半分眠い目をこすってよく見たら、その白い小さいものは飛行機の形になってました。

白い紙か何かを、飛行機の形に切ってあるようです。

そうなんです。

これは、アメリカ全体の飛行機の運航状況を、ひと目で眺められるようにしたものだったんです。

確かにアナウンサーは、空港や路線の名前を出して、ボストン、ニューヨーク、アトランタ、ダラスなど、各空港の運行の状況を、“30分遅れ”などとリポートしています。

日本なら、さしずめ、高速道路や幹線道路の渋滞状況を伝えている感覚でしょうか。

さすが飛行機の国です。