飛行場では日本で予約しておいた現地の運転手(日本人)付きの車に乗ります。
公共交通機関の乏しい、シリコンバレー地区です。
これから何日か、私たちの足として、お世話になります。
この車で、まず最初の 「さすが アメリカ!」
ミニバン、あるいは、SUVというような形の車だったんですが、とにかくデカイんです。
今回の出張は全部で5人、しかも入国したばっかなので、各々が大きなスーツケースを引いてるんですが、これらが全部、楽々載ってしまうのです。
もう少し具体的に言うと、車内最前列は当然 運転席+補助席ですが、その後ろに、3列のシートがあるのです。
なので我々5人は その3列に楽に座れます。
日本では、3列シートのミニバンがよく売れてますが、こちらは4列シート。
さらにその後ろに、十分なラゲッジスペースがあり、大きなスーツケース5人分がアッサリ納まってしまいました。
うーむ。
さて、次の「さすが アメリカ!」はコストコ(Costco)。
言わずと知れた、大きなショッピングストアで、アメリカではコスコと言うらしいです。
昼食後に連れて行ってもらいました。
あっ 今、「入国早々、いきなりコストコなんて、いったい何の出張だ?」と思いましたか?
確かに、会社の業務とは、何の関係も無いのですが、到着日が日曜で、交渉相手の会社を訪問するわけにもいかず、午後を過ごす手段として、仕方なく(?)見学に行ったのです。
そのコストコですが、今でこそ日本でも何店かできてますが、当時は1店か2店ぐらいだったと思います。
どんな店か噂には聞いて、店内の写真も、なにかで見たような気がしますが実際に見るのは初めて。
確かに建物全体の構造や店内の棚など大きな倉庫のようでした。
でも、それだけなら、日本にもトイザラスとか、ハイパーマートとか似たような店はあります。
違ったのは購入単位の大きさです。
肉やパンが、かなりの量でパッキングされて売られています。
ウィスキーのようなものでも何十本単位だったりします。
(勿論 普通のものもいっぱいありますが)
スナック菓子でも大きいものだと子供が遊ぶ大きなサンドバッグぐらい。
(空気で膨らます、ビニールの「おきあがりこぼし」みたいなの)
しかも、中で小分けされてないのです。
さすがに、スゴイッと思いました。
(後日行く機会があった、日本のコストコでも、購入単位の大きさが特徴でしたがアメリカに比べれば、やはり日本向けで小さかったと思います。)
ホント言うとコストコでは店に入る前、駐車場で空きを探しているときにも「日本では見たことないなあ」と思ったものがありました。
駐車場内の走行路を横切るように、所々カマボコ状に、盛り上がっているのです。
当然、そこを通ると、車はボコンと上下にゆれます。
つまりは、駐車場内でスピードを出されないための工夫だったようです。
日本でもいいかも と思ったのですが、日本では見かけないところを見ると何か規制でもあるのかも知れません。
そんなこんなで、「おのぼりさん」そのもの状態で、米国出張が始まりました。