話は前後しますが、入国後は、前に書きました車で、まずホテルへ行きました。
(コストコは、ホテルチェックイン後に昼食に出て、その足で向かいました)
泊まったのは シリコンバレーの大動脈101のすぐ脇にある、あまり大きくはないですが きれいなホテル、Plaza Suites。
ドキドキ汗をかきながらのチェックインでしたが、その時に宿泊数分の、枚数の小さな紙の朝食注文票が渡されました。
その注文票は、卵料理、肉、パンなどについて欲しいものをチェックするようになってました。
肉ならソーセージ、ベーコン、卵料理ならスクランブルエッグ、目玉焼き、目玉焼き(半熟)などといった感じです。
紙の裏面は、同じ内容が日本語で書かれており、裏面でチェックしてもOKみたいです。
毎朝欲しいものをチェックして、食堂のカウンターでコックに渡すと皿にセットして出してくれます。
その他の飲み物、ヨーグルト、フルーツなどは食堂内で自由に取れます。
ある朝、私はいつものように注文票にチェックして渡したのですが、出てきた皿を眺めると、パンだけが抜けているのです。
もちろんパンも忘れずチェックしたはずです。
私 「bread、bread 」
コック 「・・・・・」(怪訝な顔)
私 「bread 」
コック 「・・・・・」
(おまえの注文したのはこれだろ、という顔で私の皿を指差す)
この間も他の注文をさばいて客は流れていきます。
私 「bread 」
ようやく彼は、私が先ほど出した注文票を取り出して
「ほら、よく見ろよ」という感じで私に見せつけたのです。
しかし、彼が指差していたのは、なぜか卵料理のところ。
私はもっと下の、「パン(白パン)」の自分のチェックしたマークを指差して、
もう一度「bread、bread 」
コック 「White bread?」
私 「Yes 」
コック (黙って皿にパンを追加)
私 「Thank you 」
コック 「・・・・・」
ようやく、朝食にありつけました。
しかし私の「bread」って、彼の耳には何に聞こえたのだろう?
状況からして 卵料理の何かだとは思うのですが????
確かにパッと見は インド系かな? と思われる風貌で、アメリカ人には珍しく、ホントに無口だったので、ひょっとしたら彼も英語が苦手だったのかも知れません。
(と 自分を慰めてみる)