海外出張といえば、食事も楽しみのひとつ。
初日の夜に「八町」という日本料理屋に、連れていかれました。
あとから判ったことですが、シリコンバレー近辺では日本からの出張者とか、現地の日本人ビジネスマンにはわりと有名な店だったようです。
私たちも、現地で活動している人に、連れられて行きました。
入った第一印象は、どうってこともない店で、料理のメニュー自体は特に変わっているわけではありません。
店員が、アメリカ人でなければ、日本の街中によくある店の1軒に入ったのかと思います。
でも、そう感じるのは、私たちが普段、日本で暮らしているからのようで、例えば、鯖の味噌づけのような家庭的な料理を、気楽に食べられる店はありがたいのだそうです。
(現地の人に聞いた話し)
そして、何よりこの店の名物は、宴会などの最後でよく注文する鮭茶漬です。
普通のお店のように、出来上がった鮭茶漬が出てくるのではなく、店の人の指示に従って、各自が作るのです。
作り方は 今となっては かなり忘れてしまいましたが、簡単に書けば、取りあえず茶碗に熱いご飯があって、そこに生鮭を何切れか載せ、ゴマと何か(忘れた)をバラバラっと振りかけ、最後にお茶をかけるというものです。
私たちも食事の最後に頂いたのですが、生鮭の表面にサッと熱が通り、半生状態のような感じになります。
これはとてもおいしかったです。
皆さんも もし行く機会があったら(?)お試しください。
ということで、日本人ばかりの気楽な食事も終わり、前に書きました例の車に乗って、ホテルに帰ります。
その日は、朝から午後まで日本で過ごし、夕方の飛行機に乗り、ほとんど眠ったかどうか分からないうちに、サンノゼに到着。
そこでまたその日の午前に戻って、あちこち出かけ、最後の宴会も終わり、ホテルに帰ります。
長い長い1日が ようやく終わります。