前回のアメリカ出張は、8月でした。
カリフォルニアですから、ちょっと木陰に入れば意外に涼しいとは言え、晴れた日には、というか、いつも晴れてるのですが、陽がジリジリと照りつけ とても暑かったです。
今回は6月初旬。
さてどんな服装で行こうか、と出発前 日本で悩みました。
結局、何軒も店を回って迷った末、薄い涼しげなブレザーを購入して持って行くことにしました。
(普段、会社はスーツなので、ブレザーは持ってなかったのです)
バッグに入れていくと荷物になるので、家から着ていくことにします。
湿気の多い日本です。
電車の乗り換えや、成田空港ですごす間など、蒸し暑くて脱ぎたくなるのですが、カリフォルニアに着けば カラッと気持ちいいことを信じて、じっとガマンします。
が、長旅の後、空港に降り立ったら、やっぱり暑いのでした。
ガッカリ。
でもまあ気を取り直して、いつもお願いしている現地のコーディネーターさん(日本人)が手配しておいてくれた車で、サンノゼのホテルへ向かいます。
私たちのホテル到着とほぼ同時に、そのコーディネーターさんも自分の車でホテル到着。
昼食をいっしょに と誘ってくれます。
ホテルの周りは(少なくとも徒歩圏内は)これといって何もないところなので「足」が無いと、どうしようもありません。
ホントにいつも助かります。
その日は特に予定も無かったこともあり、サンノゼでの昼食後、そのままサンフランシスコまで足を伸ばすことになりました。
しまった! デジカメをホテルに置いてきてしまった。
と思いましたが後の祭りです。
でもそんなことより もっと、「しまった!」ことがありました。
そうです、ブレザーです。
サンフランシスコは思ったより涼しかったのです。
さらに 仕事ではないので、フィッシャーマンズワーフにも連れてってくれたのですが、ここはとっても風が強いところでした。
結局、その一角にあるシーフードレストランで夕食まで食べたのですが、マジで寒かったです。
(下の写真は、フィッシャーマンズワーフから沖のアルカトラズ島を眺めたところです。)
「こんなに、(サンノゼあたりと)気候が違うんなら、
前もって言っといてくださいよ。」
ガタガタ震えて、不満タラタラの私たちでした。
で、あのブレザーはというと、最初にホテルに着いて部屋に入ると、すぐに脱いでしまい、残念ながらその後 アメリカ滞在中、二度と着るチャンスはありませんでした。
教訓: 行く先の気候は、十分に下調べしておこう。