今までは、西海岸に行ったときの話題ばかりでしたが、いちおう、東海岸にも行ったことがあるのです。
それにしても、東海岸。 「遠いですねー」 の ひと言です。
実を言えば、西海岸だって、行きは9時間かかって十分に遠いと思っていたのに成田からニューヨークは、なんと12時間半もかかるんです。
もうすぐJFK(John F Kennedy Airport)に着陸するという機内。
思わず同僚と「遠いっすねー!」と言い合ってしまいました。
さてさて、ようやく着いた、初めてのニューヨーク。
小雨模様で、ちょっと薄汚れた、まさにニューヨークらしい都会の風景です。
サンフランシスコでも感じたのですが、ニューヨークでもビルの色は、基本的に茶系なんですね。
レンガの伝統なんでしょうか。
日本の都会を見慣れた目には新鮮です。
さて、お上りさんよろしく、バッテリーパーク(Battery Park)から自由の女神(Statue of Liberty)を眺め、(↓とっても小さくしか見えなかった)
ウォールストリート(Wall Street 意外に狭いところでした)では証券取引所(NYSE:New York Stock Exchange)を見てテロ(attacks of Sept. 11)の跡地(Point Zero)にも行きました。
さらに、「ニューヨークの地下鉄は怖い」という固定観念を持つ同僚を無理やり引きずって、地下鉄にも乗りました。
地下鉄ですが、日本の地下鉄を想像していくと、ちよっと、おもむきが異なります。
なんか全体的にクラッシックなんですね、 駅構内や電車の雰囲気が。
個人的には、けっこう、こういうの好きでした。
ただ電車の座席は、プラスチック製で硬かったです。
マクドナルドの、ボックス席のシートみたい。
ペンキなどで汚されても、すぐに落とせるためだそうです。
あと、地下鉄のチケットが、おもしろかったです。
日本の電車では、小さな切符の裏面全体に磁気が塗ってありますが、ニューヨークは、磁気カード式でした。
大きさも、クレジットカードぐらいあって磁気ストライプが付いています。
しかし、このカードが紙製なんです。 これには参りました。
確かに私は、普段から筆圧が強く、私が「H」の鉛筆で字を書いても、「HBで書いたんでしょう」と言われます。
私が閉めた、ビンやカンのフタ(時計回りに回して閉めるヤツ)は、家族は誰も開けることができません。
案の定、チケットの磁気ストライプを、改札機のミゾに通そうとしてもチカラ加減が分からずに、失敗。
2度3度、5度6度とやり直しているうちに、紙カードはヨレヨレになってしまい、ホントに通れなくなってしまいました。
(結局、見かねた駅員さんが、特別に通してくれました。)
もともとニューヨーク到着が11時半ということで、あまり時間が無く、行きたかったセントラルパーク(Central Park ふるさと名古屋の同名の公園よりかなり広いらしい)にも、行けませんでした。
そんなこんなで、東海岸1日目の夜を迎えます。