前に記事に書きましたように、6時半の出発アナウンスを受けて乗客全員が、いっせいに飛行機に乗り込みます。
私たちも機内に入ると、2時間ほど前と同じように座席の上のラック(荷物棚)に手荷物を納め、席に座りました。
が、なかなか飛行機は動き出しません。
やっぱり今回もだめか?
となりの席の同僚も、「ダメですかねえ」などと早くも、不安を口にします。
あとで聞いた話しですが、このとき少し離れた席に座っていたコーディネーターさんの前列の、2人のアメリカ人が、この飛行機が、本当に“飛ぶ”、“飛ばない”で賭けをしていたそうです。
うーん、余裕だなあ。
確かに、ニューヨーク-ワシントン間のコミュータ便ですから、日本の感覚で言えば、通勤電車が止まった程度のものなのでしょうか。
19時5分過ぎ、ようやく飛行機が動き出しました。
今回は、ホントに飛ぶまで、しっかり見とどけるため、窓の外をじっと見てます。
と、しばらくしたら飛行機が止まり、方向転換し反対方向に動き出します。
あれっ、またダメ?
と思いましたが、滑走路を変更しただけのようです。
19時25分、ついに、ニューヨーク・ラガーディア空港(La Guardia (LGA))を離陸。
しばらく飛んだら、すぐに雲が無くなり、拍子抜けするほど まっ青な空、非常にいい天気でした。
すると、あの雷雨は、夕立と言うか、通り雨ならぬ通り雷雨だったようですね。
それにしても夏時間のためか、この時間(19時半~20時)でもまるで昼間のように明るいのです。
これはちょっと驚きでした。
おかげで、ワシントンに着くまで、眼下の風景を楽しむことができました。
やがて20時5分、ワシントンの空港(Ronald Reagan National(DCA))着陸。
20時半ごろようやく飛行機から降りることができました。
結局、約2時間半遅れ。
その後タクシー(cab)で、都心部のホテルに向かいます。
夜も9時近くになれば、さすがに暗くなってきます。
間もなく、ライトアップされたリンカーン記念堂が目に入ってきました。
ようやくワシントンです。
ホテル到着後、みんなで、近くのシーフードレストランへいって遅い夕食を食べました。
ニューヨークでの、朝の会食から始まり、ホントに長い1日でした。