あくる日は、いよいよニューヨークで仕事開始。
昨夜もいっしょにステーキを食べた、いつもアメリカ出張のたびに案内してくれる、現地コーディネーターさんも、いっしょです。
ただ、彼の本拠地はシリコンバレーのため、ここ東海岸では足がありません。
(シリコンバレーでは、彼の自家用車で移動してるのです。)
ちょっとめんどい感じはするのですが、今回の出張ではタクシー(cab)を駆使することにします。
ところが、今朝だけは違ってました。
今日1日だけニューヨークでお付き合いする、相手会社の社長が、やる気まんまんでした。
なんと、午前、ホテルを出発してから、その会社の顧客の見学、ミーティング、そして午後は、私たちの次の目的地への移動のための空港まで、すべて、その会社が用意した大型バンと運転手に、その社長も同乗していっしょに回ってくれるというのです。
ラッキー! と言えばラッキーなんですが、そんな甘くはありません。
スケジュール上、いっしょに昼食をとることは想定内でしたが、なんとホテルの朝食もいっしょに、申し出られたのです。
げっ! 朝早くから緊張しっぱなし??
まあ、しかたないですね。
腹をくくって、いっしょに朝食を食べました。
その後、順調にスケジュールをこなし、ミーティングをしながら昼食も取り、(上の写真は、そんな訪問先の窓から、マンハッタンを眺めたところです)
私たちは、17時の便で、ワシントンに移動する予定だったので、最後は空港まで送ってくれました。
その空港でも、時間ギリギリまで待合室でミーティングが続き、夕方、ようやく解放されました。
まさに、朝から夕方まで、片時も離れず、初めて会った相手の社長と訪問先でも車内でも、ずっといっしょにいて、ぎこちない会話を続けていたのです。
私たちに、必死に売り込もうとしていたのは、分かりますが...
確かに、日本でも、こういうことありますよね。
いろいろサービスしてくれるというのは、当然、相手にも思惑があります。
社長と別れて、ワシントン行きの飛行機にチェックインしたときは正直、ホッとしました。
ワシントン行きの飛行機では、少々トラブったのですが、その話しは、次の記事で書きます。
<追記>
この日の、ミーティングしながらのランチは、すごくでっかいサンドイッチを1つと、ドリンク1本という、なんとも雑なものでした。
サンイッチは、ターキー、チーズ、野菜の3種から、1つ選択できました。
肉好きの私は、もちろんターキー。
私としては、まあまあでしたが、やや歳を召した方には、とにかくサンドイッチが大きすぎて、食べ残すしかなく、不評でした。